私が「保育アートメソッド」を開発したのは、
単に保育園での製作指導法を伝えるためではありません。
子どもの健やかな成長には適切な環境設定が不可欠であり、
その環境を整えるのは大人の大切な役割です。
特に幼児期は脳や体の発達が最も著しい時期であり、
この時期に過ごす保育園での体験は、
その後の成長に大きな影響を与えます。
だからこそ、子どもたちが安心して笑顔で過ごすためには、
まず先生自身が笑顔であることが重要です。
保育園は、子どもたちが最も長く時間を過ごす場です。
「その大切な時間をどう過ごすか?」
そこに保育の本質的な意義があります。
このメソッドを通じて、先生自身の感性を育み、
保育の仕事に誇りと自信を持つことができるように。
そして、子どもたちを心豊かに育ててほしいと願います。